2008.11.30 Sun
軽井沢音楽祭2008
矢ヶ崎池の水も陽をうけて、てらてらと輝いています。
カモもお昼寝中でしたが、私が近づくと起き出してしまいました。
軽井沢高校の生徒10名も裏方としてお手伝い。
機材を運んだり、道具を動かしたりは男の子の役目。
女の子は司会のアシスタントや、受付のお手伝いなどをしてくれました。
午前中は主にリハーサルを通して、全体の流れをチェック。
私は特別にすることがなかったので、記録係として写真を撮りながら
リハーサル風景を見ていました。
開演は2時、受付を済ませたあとは、会場に入り音楽祭を一番前の席で見守ります(笑)
トップバッターは高校のギター部の歌と演奏。
リハーサルよりかなり緊張した面持ちでしたが、時折見せる笑顔が輝いていました。
ピアノを弾いている途中つっかえてしまう場面があり、心の中でがんばれと
思わず応援していました。
1部のトリは今年のジーロでも演奏していただいたAcoustic Duo FLATの工藤さんと
依田さんのオトナのラブソング。
昨年の軽井沢ラヴソングアウォードで長野朝日放送賞を受賞された曲を含む5曲を披露。
工藤さんのMCも楽しく、会場を盛り上げていました。
2部のスタートはJAZZ☆CANDY 蓼科高校ジャズクラブの演奏から。
現役高校生やOGからなるジャズクラブで、映画「スウィングガールズ」のモデル校としても有名です。
一番前の席で聴いていたのですが、胸に強烈に音が響き、彼女たちの夢や希望を感じる
とてもすばらしい演奏でした。
きっと大賀ホールの聴衆すべてに感動をあたえたことと思います。
続いてはプロのミュージシャンによる歌と演奏です。
MALIN HARUE&YANCYさんによるピアノとヴォーカルの共演。
ハルエさんのちょっとハスキーな声、切なくしっとりとした2曲でした。
そしてムーニーさん率いるMooney Rhythm Kingsの楽しい演奏。
すばらしいピアノを披露してくれたYANCYさん、楽しそうにクラリネットを吹いていたANDYさん、
そして熱くパワフルなムーニーさん、心温まる演奏でした。
音楽祭を締めるのは、蓼科高校ジャズクラブとMooney Rhythm Kingsのジャムセッション。
今回初めての顔合わせ&音合わせとなりましたが「Moanin'」で場内は最高潮となり、
まさに音を楽しんだ2時間半でした。
感動をそこそこに急いで会場を抜けだし、ホールの出口へ。
来て下さった聴衆客のお見送り。
皆さん 笑顔で帰られて行かれましたのでひと安心。
ジーロの顧問の佐藤さんも奥様と聴きに来て下さったのですが、YANCYさんのピアノに
魅せられCDをお買い求め。
サインを欲しいと言うので楽屋にお連れして、お疲れのところ申し訳なかったのですが
気さくに応じてくださいました。
片づけを終えて外に出るとあたりは闇の中。
西の空に鎌のような三日月、そして一等星が光り輝いていました。